ジョイナス最後の戦い

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「宇垣美里アナ・コーヒーぶちまけ事件」について報じたネットニュースまとめ

 最近はTBS・宇垣美里アナの話題が熱い。宇垣美里アナがラジオで喋れば記事になり、サンジャポで喋っても記事になる。それがSNSに拡散され、ネットは宇垣美里アナで染まっていく。呼吸をするように宇垣美里アナの情報が手に入る。

 宇垣美里アナは最近「闇キャラ」として各メディアに露出しているようで、その従来の女子アナとは一味違うキャラクターが世間では賛否両論のようである。また、真偽は不明だが彼女についての悪い噂もネットニュースでは頻繁に書かれる。中でも「宇垣美里アナが上司にコーヒーを投げつけた」という話は、八尺様のエロ漫画の広告くらい目に入った。宇垣美里アナ・コーヒー投げつけ事件について書かれた記事は一体どれほどあるのだろう。気になったので過去3か月のネットニュースをグーグル検索してみた。

 調べていて気付いたことはグーグルの検索機能というのは案外いい加減だということだ。宇垣美里アナのニュースを調べたつもりなのに、記事を開いて「西武ドーム渡辺美里じゃねえか」と声を上げてしまうハプニングもあった。また、途中で配信元によって見出しが違うが記事の内容は全く一緒というパターンが何件かあることに気づいた。

 一時間半ほど調べた結果、宇垣美里アナ・コーヒーぶちまけ事件について触れた記事25件もあった。これは多いのか、少ないのか。この期間内に宇垣美里アナについて書かれたネットニュースはゆうに100件は超えていたので、割合で考えればそこまで多くはないのかもしれない。多くはないのかもしれないが、25件も似たような内容のニュースを読むのはなかなかしんどい。読んでいて「俺は何がしたいんだ」と何度も眩暈がした。

 とはいえ何の収穫もなしに終わるわけにはいかない。頭をクラクラさせながら、私は一つの答えにたどり着く。

「そうか。女子アナについて書かれたゴシップ記事は時間を無駄に消費するにはもってこいだ、ということを俺は確かめたかったのか。」

 そう思うと全てが腑に落ちた気がした。

 当該の25件の記事のリンクを載せたので、もしよければ全部読んでほしい。感情を共有しよう。

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細江純子とわたし・2018

顔写真

 スーパーマーケットの陳列された青果や畜産物の包装に生産者の顔がラベリングされていることがある。自分の顔を世間に晒すくらい生産物に自信があるのだろう、と消費者に思わせて購入意欲を刺激させるマーケティングの一環である。

 アサヒ芸能本誌連載中のコラム「ホソジュンのアソコだけの話」にも、筆者である細江純子本人の顔写真が文章と共に掲載されている。

 「アサ芸風俗」掲載版のホソジュンコラムには純子のご尊顔はないので、ホソジュンコラムのweb撤退を機にはじめてアサ芸本誌を手に取った読者は面食らってしまうだろう。細江純子は逃げも隠れもしない。下品で自らを卑下する文章の内容とは裏腹に、写真の彼女の顔は堂々としている。直視してほしい。そのためにアサ芸を手に取ってほしい。

 アサ芸は表紙からして下品だが*1、「快楽天」を手に取るよりはマシだろう。そう思いながら私は自分の生活圏からできるだけ離れたコンビニで毎週立ち読みしている。

検索

 シモネタがホソジュンコラムの主役とすれば、影の主役は自虐である。ホソジュンコラムは自身の過去や現状を嘆く内容が多く、とりわけ容姿への自虐が多い。

 そんな本人の自己評価とは裏腹に「ずんこかわいい」「細江さん抱ける」といった書き込みがネットでは時折見受けられる。しかしながらネットの書き込みほど信用できないものはない。人間という生き物は、注目を浴びるためなら平気で嘘をついたり誇張をするからだ。テキストが「ありのまま」を伝えているという保証はないのである。

 人間の100%確かな「ありのまま」はインターネットにはないのだろうか。そうではない、と私は考える。人には嘘偽りなく自己をインターネットにさらけ出す瞬間がある。それは「検索」をするときだ。求めるものを「検索」する私たちの姿は「ありのまま」である。何人たりとも私たちの「検索」を歪めることはできない。

 その「検索」だが、解析ツールを使うとどのような単語を検索してwebページにアクセスしてきたかが分かる。当ブログの場合は「細江純子」と「グラスリップ」が多い。

 そして中には「細江純子 熟女」「細江純子 エロ画像」といった検索内容も定期的に含まれている。これはどういうことだろうか。彼らが「細江純子のエロ画像を検索しろ」という脅迫を受けているのでなければ、こう考えるしかない。細江純子を性的な目線で見る人が世の中には存在している。

*1:今週号は「衝撃告白「尻毛マニア」巨乳女優の変態「性」活」という見出しが大々的に掲げられていた

「アサ芸風俗」から細江純子のコラムが消えた

  アサヒ芸能が運営する風俗情報サイト「アサ芸風俗」にて掲載されているホースコラボレーター・細江純子のコラム「ホソジュンのアソコだけの話」の更新が途絶えてしまった。

 ホソジュンコラムどころか他の競馬予想コラムの更新も途絶え、競馬関連のタグはすべて削除されていた。競馬コラムどころかAV女優・高橋しょう子のコラムすらも更新されていない。風俗レポ記事のみが更新されているようである。愛知の生んだスタアのコラムの更新が途絶えた週に、名古屋・栄の熟女ヘルスのレポが掲載されていたのにはどこか因果を感じてしまった。

 これまでもホソジュンコラムの更新がない週はあったが、それは決まって年末年始やお盆等でアサ芸本誌が発売しない週だった。まだ7月。お盆休みにはまだ早い。アサ芸本誌は毎週のようにコンビニの棚に並び、ホソジュンコラムも同様に掲載されていた。どうやらホソジュンコラム自体がなくなったわけではないようである。また、幸い過去の記事のURLは残っていた。読みたい人は当ブログの感想記事からたどれば過去のコラムをまだ読むことができる。

 ホッとした半面、残念さも否めない。

 「アサ芸風俗」への掲載はホソジュンコラムのアーカイブとして機能していた。そのアーカイブ性は、私が当ブログにホソジュンコラムの感想を書くときに役立っていた。感想記事からコラムへの直リンで内容を紹介できたし、本文の引用も手軽にできた

 また、webで掲載されたコラムはSNSでシェアすることも容易だった。全てが上手く噛み合えば、細江純子のコラムがtwitterでバズる金曜の昼が日本の日常になっていたかもしれない。

 web掲載が途絶えたことで、ホソジュンコラムの可能性は狭まってしまった。このままではゴシップ誌にひっそりと連載されている著名人コラムで止まってしまうだろう。ホソジュンコラムの素晴らしさを伝えるため、ネットの片隅で奮闘してきた自分にとしては本当に残念でならない。

 そうした一方で、「これでよかった」と思う自分もいる。

 数か月前のシモネタコラムで純子が「テレビの有名人のセクハラや不倫への執拗なバッシングに辟易している」とこぼした回があった。それについて某巨大掲示板で「この人はセクハラを容認している」と批判する書き込みを私は見た。細江純子がシモネタを言うようになった経緯を書き込んでやりたくなったが、虚しくなり胸の内に留めていおいた。

 世はまさに大炎上時代である。大半の炎上については因果応報と思わないでもない。しかし世の中には文脈を切り取り、一部分だけを取り上げて勝手に怒り狂ってしまう人がいる。このネット社会に腰を据える以上、ホソジュンコラムとて炎上の対象になってもおかしくはない。その可能性の一端を私はネットの書き込みに見てしまった。

 純子の自虐やシモの事情なら私はドン引きしながらも笑うことができる。笑い続けてきた。しかし、純子の炎上を同じように笑うことはできないだろう。ホソジュンコラムのweb掲載がなくなれば、おそらく女性競馬評論家のシモネタが本当に好きな人にしか読まれなくなる。笑えない出来事はきっと起きないだろう。

 悲しいことだが、私はホソジュンコラムのweb掲載終了を肯定的に受け入れようと思う。

細江純子と伊藤隼之介とアニメ・ウマ娘プリティーダービー

「夢の喪失」

人は才能に対して「夢」を抱く。これは決して競馬に限ったことではない。最近でいえば将棋の藤井聡太七段や野球の二刀流・大谷翔平。傑出した才能の持ち主は、人々に新たな景色を見せてくれる。

サイレンススズカ競馬ファンがそんな「夢」を抱くに値する馬だった。私は1998年の競馬を体感していないが、もしもその時代に自分がいたら、きっとサイレンススズカに「夢」を抱いていただろう。圧倒的なスピードを武器に快進撃を続け、宝塚記念でついG1馬に。そして、秋のG1戦線でさらなる飛躍を見せようというタイミングでの非業の死。

サイレンススズカのようにターフを去ってしまう可能性がどの馬にも存在する。原因を「死」に限らなければ、期待馬・素質馬の無念のリタイアは珍しいことではない。だから若い世代のファンにとっても、きっとサイレンススズカの悲劇は他人事ではない。サイレンススズカ競馬ファンにとっての「夢の喪失」のアイコンなのだ。

「夢の喪失」のアイコンであるサイレンススズカが、「死」という運命から逃げ切り、ターフに再び戻ってくるというIf。これがアニメ・ウマ娘プリティーダービーの最大の見どころである。

 正直に言うと、私はこのスズカ復活の筋書きは好きではない。私も「たられば」は好きだ。でも「死」に関しては別だ。「死」と「死」に付随する一切の要素を無化して*1、充足するのはとても虚しいこと思ってる。これはあくまでも個人的な思想、というよりも私の強迫観念と言った方が正しいだろう(又はビョーキ)。Don'tではなくCan'tなのだ。だから「それでも夢の続きを見たい」という人の気持ちは痛いほどよく分かる。

*1:ただし7話はサイレンススズカが時速60キロの走行から転倒することで死ぬ可能性も匂わされていた。「スペシャルウィークが助けなければ」というIfが成立する。

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アサ芸・細江純子コラム傑作レビュー2018②

いつもより長い「はじめに」

「「私、アイドル」と言いながら可愛くない奴は最悪」とシアトル・マリナーズイチロー・スズキは言った。第2回WBC終了後の記者会見でのコメントである。

私見だが、「私、アイドルと言いながら可愛くない奴」は最悪ではない。ピエロである。

同様に「競馬予想ブログと言いながらシモネタばかりのコラム」もピエロである。あるいは常時ツッコミ待ちの芸人である。その存在だけでギャグが成立していると言っても過言ではない。

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リストに残ったPOGドラフト指名漏れ馬2018-2019

  • はじめに
  • 本指名枠
    • ・母ココシュニック
    • ・母ダリシア
    • ・母ビアンカシェボン
    • ・母クッカーニャ
    • ・母ミリオンウィッシーズ
    • ・母シティトゥシティ
    • ・母マイスウィートベイビー
    • ・母ジャジャマーチャン
    • ・母フラッテローザ
    • ・母フラーテイシャスミス
    • ・母エーシンセノーテ
    • ・母プリンセスカメリア
    • ・母アドマイヤセプター
    • ・母ウィズザフロウ
    • 【雑感】
  • マイナー枠
    • ・母モルフェスペシャ
    • ・母ヤマカツセイレーン
    • ・母クリヴィア
    • ・母ホワイトクルーザー
    • ・母ドリームバラード
    • ・母プレッピー
    • ・母ラシーク
    • ・母ソーラーヴィジョン
    • ・母クロスシーカー
    • ・母ケイティーズギフト
    • ・母スリーベラミ
    • ・母シェアエレガンス
    • ・母ポジショントーク
    • 【雑感】

はじめに

今年は指名馬ではなく、リストには入れたけど指名漏れになってしまった馬を紹介したい。

リストに入った指名漏れの馬を晒すことには2つのメリットがある。第1のメリットは、該当する馬が走ったときに「リストに入れてたんだぜ」と後出しせずにドヤれる点。そして第2のメリットは該当する馬が走ったら「リストには入れてたのに…」と後出しなしで自虐することができる点。私たちは状況に応じて好きなカード(自慢/自虐)を選択できる。

できるだけ顰蹙を買いたくないので、私は後者の立場を貫こうと思う。要するに、この記事は「自虐の予約」だと思ってもらいたい。

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