私は『Angel Beats!』(P.A.作品で一番円盤が売れたアニメ)というアニメが嫌いで、ことあるごとにクソミソにけなすようにしています。
『Angel Beats!』は生前に悲惨な人生を送ってきた少年少女が、死後の世界で青春を送るという内容のアニメです。死後の世界にやってきた魂は生前の未練を無くすと成仏するという設定で、主人公の音無クンは作品の中盤から仲間たちを成仏させようとガンバリます。ワタシは「可哀想な人間を成仏させてあげよう」というこの作品の独善的な姿勢に突いてイケナイ‥‥付いていけませんでした。
さて音無クン。作中で奏チャンという子に恋をするのですが、さんざん仲間を成仏させてきたにもかかわらず、彼女に対しては「この世界に一緒に残ろう」と提案するのです。しかし奏チャンはそれを拒否し、成仏してしまいます。
音無クンの独善性がこれ以上もないほどにアラワになる場面なのですが、このアニメは「感動の場面」として描いてしまいます。誰も違和感を覚えなかったのでしょうか。
音無といえば、競馬の方の音無センセイも、パドックで武豊騎手に指摘されるまで馬の調子が悪いことに気づかなかったことがありました。ですから『Angel Beat!』の音無クンに関しても仕方ないのかもしれません。
それにしても調教師が気づかない馬のデキ落ちに気づく武豊騎手‥‥さすがですね。ディープインパクト三冠挑戦のときも細江純子の化粧の濃さに気づいたそうです。ひょっとしたら細江純子の下の毛が薄いどころか不毛地帯になってることも気づいているかも‥‥ナンチッテ。
さて、平成最後の天皇賞・春はルメチャマが鞍上のフィエールマンに期待します。