ジョイナスのカラオケBOX

アサヒ芸能で連載中の「ホソジュンのアソコだけの話」の書籍化、ドラマ化、もしくはアニメ化を願うだけのブログです。

【完全新作】里崎SS「出前館」

里崎「出前館が来たでぇ」

里崎「コロナ禍の今年はお家でクリスマスや」

坂本「クリスマスディナーは出前館で注文したよ」

里崎「えっ・・・そんなん大丈夫なん?出前に扮して小谷野が来るんちゃう?」

ピンポーン

浜田「出前館で〜す!お届けに来ました〜」

里崎「早っ!しかも浜ちゃんやん!本人やん!」

浜田「ハッハッハ!!ハッハッハ!!・・・ん、なんか鼻がむず痒いわ・・・」

小谷野「おう、サト!メリークリスマス!」

里崎「小谷野ぉ!?なんであんた浜ちゃんの鼻の穴から出てくるんや!!」

小谷野「そんなことより出前姦だ!ザーメンお届けに来ました〜オラケツ出せ!」

坂本「なんてことだ!サトがピンチなのに部屋に突然やって来たゴリラが気になって助けられない!」

里崎「それゴリラやなくて浜ちゃんや!はやとぉおおおおお!!!!!」

里崎「Ubar Eatsを呼ぶでぇ」

坂本「今夜も宅配にしよう」

里崎「うち、もう出前館はこりごりや!今日はUbar Eatsに届けてもらうで!」

ピンポーン

浜田「出前館で〜す!お届けに来ました〜」

里崎「なんでや!」

小谷野「俺があらかじめ注文しておいたんだよ。気が利くだろ?」

里崎「そらおおきに・・・って小谷野ォ!?いつの間にうちの部屋に入って来たん!?」

小谷野「そんなことより代金は割り姦でいいよな?!ケツ出せオラ!」

浜田「ハッハッハ!!ハッハッハ!お代は9800円になります~」

坂本「なんということだ!サトがピンチなのに9800を3で割り切ることができなくて助けられない!!」

里崎「もうウチのおごりでええから!!はやとぉおおおおお!!!!!」

里崎「もう出前館はこりごりやでぇ・・・」

ピンポーン

浜田『出前館で~す!』

里崎「なんでや!」

坂本「サト、落ち着いて。これはCMだよ。僕たちは今テレビで出前館のCMを見ているんだよ」

浜田『ハッハッハ!ハッハッハ!』

里崎「あっ、ホンマ・・・(絶句)。テレビと現実の区別が付かないなんて、うち疲れてるんかな・・・ん?なんや?!急に景色が切り替わったで!?」

浜田「調教済み淫乱ホクロ豚をお届けに来ました~」

小谷野「おう、ごくろうさん!出前館がデリバリーヘルスだなんて世も末だな!まずは即ハメだ!ケツ出せオラ!」

里崎「えっ?!なんでうち小谷野邸へデリバリーされてるんや?!もうわけ分からん!!はやと、助けて!!」

坂本『なんということだ!テレビの中でサトがピンチなのに、浜田の足に巻き付いているイカこどもが気になって助けられない!』

里崎「うちの方を気にして!!はやとぉおおおおお!!!!!」

日影の忍者 勝彦


日影の忍者 勝彦

私がはじめて買ったCDは「エキセントリック少年ボウイのテーマ」だった。初めて見た時に気管支が苦しくなるほど笑ったことを覚えてる。一方、「日影の忍者 勝彦」では全く笑わえなかった。

「ボウイ」の方は浜田雅功が真顔でハンドルを切っている時点で面白かったし、エキセントリック号のチープなギミックもくだらなくてよかった。鳥バードこと今田耕司が上から吊るされているのも滑稽だった。

何よりも衝撃的だったのはボウイ(浜田)が「岩井のレーズン」を紹介するくだり。キャラクターや世界観の紹介が続いていたのに、急に商品紹介をはじめたことに意表を突かれて大爆笑した。「勝彦」の方の歌詞はこうした不意打ちに欠けていた。

もちろん「ボウイ」になくて「勝彦」にあるものもあった。風刺だ。この世には忍法が不足している。なのに国会は煙幕だらけ、と勝彦(浜田)は政治を風刺をする。

風刺というのはリスキーな笑いだと思う。自分ではない何かを賢しげに嘲笑にする行為だから、どうしても上から目線になってしまう。加減を間違えると「コイツなんか偉そうだな」と思われるだけで終わる。

たとえ「偉そう」に思われたとしても、それを相殺するような可愛げがあれば問題ない。しかし勝彦はインテリを自称し、「幸せかい?それとも微幸せかい?擬幸せじゃないのかい?」と我々に問う。少年時代の私は勝彦に上から目線でうざったい印象を持ったようだった。

一方、ボウイは哀愁の塊である。同棲相手は女装した東野幸治*1だし、なんかフガフガくさいし、そんなに若くない。明日になんかならなきゃいいのにと思っている。上から見てくる勝彦よりも、自虐的なボウイの方が自分にとっては面白かった。

「勝彦」で唯一すきなくだりは、お世話になっている橋本家を「中流階級の中の中」と評したうえで、橋本家の子息・マモル雲斎(今田)を「中の下」とくさす箇所。「どつくぞ!」とキレる今田の挙動込みで面白い。

今田耕司のことが自分は好きなのかもしれない。

*1:「親父の2号」の意味が当時は分からなかった