馬名:レヴェンジル
父:ドゥラメンテ
母:トゥリフォー
性別:牡
厩舎:美浦・堀宜行
馬主:サンデーレーシング
生産:ノーザンファーム
レヴァンジル | 競走馬データ - netkeiba.com
サンデーレーシングの募集時に1番人気だった馬。
1番人気というのは出資の申し込みが一番多かったという話で、必ずしも1番出来が良かった*1馬を意味しない。過去のサンデー1番人気馬と募集価格を見ると
グルーヴビート(2019)…2400万円
ヴェルトライゼンデ(2018)…3600万円
アメジストヴェイグ(2017)…5000万円
イシュトヴァーン(2016)…6000万円
シャープシューター(2015)…1800万円
ラーダー(2014)…2000万円
パフォーマープロミス(2013)…3200万円
ポーシア(2012)…4000万円
リヤンドファミユ(2011)…6000万円
エボニーナイト(2010)…1600万円
と高くても出資額は6000万円までに止まる。コストパフォーマンスも考慮したうえでの人気と考えた方がいいだろう。
肝心の人気馬たちの戦績は芳しくない。やっぱり一口って難しいなあ‥‥ヴェルトライゼンデやパフォーマープロミスといった活躍馬もいるにはいるが、全体的に見れば物足りなさは否めない。少なくともPOGで積極的に狙うようなファクターではないといえる。
じゃあ何でこの馬を2位で指名したんだ?別にメディアで話題になっていたわけでもない。もっと下位でもよかっただろうに‥‥
抽選で負けてテンパって‥‥何をハズレ指名すればいいか分からなくて‥‥。2位はスパイダーバローズを指名したかったの‥‥ぐすん。
デビューは8月の新潟。あっと驚くパフォーマンスを期待したい。
レヴァンジルの血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com
レヴァンジルを2位で指名したのは予定外だったが、指名自体は予定通りだったりする。その根拠は配合だ。
ドゥラメンテ産駒のトップ3(タイトルホルダー、キングストンボーイ、アスコルターレ)には以下の共通点がある。
- 母が非サンデーサイレンス
- 母方にMill Reef≒Riverman
- 母方にNorthern Dancerを経由しないPretty Polly血統がある(Mixed MarriageやDonatello)
レヴァンジルはこの3点を満たし、かつNureyev≒Sadler's Wells5×4。そして早熟血統のDanzigの血を引いている。ドゥラメンテは緩めの種牡馬なので、ディープインパクトやハーツクライと同様にパワーを補う方向の配合が合っているように思える。アスコルターレは典型例ではないだろうか。
母トゥリフォーはフランスの2歳マイル重賞の勝ち馬。母父Frankelのパワーとスピードで2・3歳戦からの活躍を期待したい。
血統的にはすごく期待しているのであとは堀厩舎パワーでなんとかならないだろうか。
*1:と思われた