ジョイナス最後の戦い

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POGドラフトで指名した馬2024

1位 ラルケットの2022

馬名:ジェゼロ

父:サートゥルナーリア

母:ラルケット

性別:牡馬

厩舎:栗東須貝尚介

馬主:金子真人ホールディングス

生産:ノーザンファーム

ジェゼロ (Jezero) | 競走馬データ - netkeiba

2年連続のラルケット。ラケダイモーンはダメだったのに、この馬が走ったらムカつく。そんな超消極的理由で指名。
 

父がサートゥルナーリアに代わり、血統構成的にはステルヴィオ、ウンブライルの3/4弟となった。サンデーの4×3とSadler's Wells=Fairy King4×3の父母相似配合。配合的にはきょうだいたちよりも攻めている。

4月に入厩して、ゲート試験には合格済み。そのまま在厩調整を続けると思いきや放牧されてしまった。京都開催の後半なのか、それとも小倉になるのか。個人的には秋でもいい気がする。

 

2位 グリーンバナナズの2022

馬名:パーティハーン

父:Wootton Bassett

母:グリーンバナナズ

性別:牡馬

厩舎:栗東友道康夫

馬主:金子真人ホールディングス

生産:社台ファーム

パーティハーン | 競走馬データ - netkeiba

社台ファーム吉田照哉代表が丸ごとPOGインタビューで"超抜群"と評していた馬。同インタビューで照哉氏に"超〇〇"扱いされていた馬はシャザーン、シェーングランツ、リバティハイツ、ソウルスターリングなど。この手の馬は無心で指名するようにしている。

本馬の全姉Audaryaはフランス生産馬で海外GI2勝。父Wootton Bassettはクールモアで供用されている種牡馬。ディアドラに付けられたり、矢作先生が「日本競馬に適している」と海外セールで産駒を落札するなど、日本でも注目が高まっている。日本で走るかどうかは未知数だが、馬そのものの評価は社台ファーム・友道先生ともに高い。

 

3位 メジロツボネの2022

馬名:ラルガメンテ

父:ドゥラメンテ

母:メジロツボネ

性別:牝馬

厩舎:美浦尾関知人

馬主:シルクレーシング

生産:レイクヴィラファーム

ラルガメンテ | 競走馬データ - netkeiba

久々のシルク募集&尾関知人厩舎の母メジロツボネ。メジロツボネの仔は小さく出がちだが、本馬は牝馬ながら既に460キロと問題ないサイズ。そのうえゲート試験合格済みとすごく順調だ。

グローリーヴェイズ以来あえて指名を避けてきたが、ピンとくる要素が揃っているので今年は満を持して狙ってみた。配合的にもエンドスウィープの母父Dance SpellがMixed Marriageの半妹Book of Verseの血を引くので、Mixed Marriageとニックスのドゥラメンテが父になることはいいと思う。

厩舎的に秋まで待つことになるかもしれないが、新潟デビューなら熱い。

 

4位 ベルスリーブの2022

馬名:グティ

父:アドマイヤマーズ

母:ベルスリーブ

性別:牡馬

厩舎:栗東友道康夫

馬主:エムズレーシング

生産:ノーザンファーム

グティ (Guti) | 競走馬データ - netkeiba

父アドマイヤマーズは友道康夫調教師の目について落札された馬。他のダイワメジャー産駒とは一線を画す馬体に惹かれたらしい。そのことを踏まえると、アドマイヤマーズ産駒を指名するなら友道先生が選んだ馬を指名したいと考えていた。

7/14の小倉芝2000でデビュー予定。まさかのレース選択ではあるが、友道先生の見立てではアドマイヤマーズ産駒はマイルから2000まで走るとのこと。配合的には母ベルスリーブが柔らかめのアメリカ血統なので、動きがしなやかで距離があったほうがいいのかもしれない。悪く捉えるとマイル向きのスピードがないということだけど、短距離血統が代を経るごとに長い距離をこなすようになっていくのは競馬史的には珍しくないことだったりする。

 

5位 コナブリュワーズの2022

馬名:マジックサンズ

父:キズナ

母:コナブリュワーズ

性別:牡馬

厩舎:栗東須貝尚介

馬主:サンデーレーシング

生産:ノーザンファーム

マジックサンズ (Magic Sands) | 競走馬データ - netkeiba

コナコーストの半弟。早期デビューできそうな大手クラブの馬がこの順位まで残っていたので指名した。

バレークイーン牝系の指名はフランツ以来。ここ数年"おなじみの名牝系"から久々にG1ホースが生まれる流れが続いている(今年はハッピーパス)ので、次はバレークイーンの番‥‥とはいかないだろうか。

7/14函館芝1800でデビュー。王道のデビューとは決して言わないが、厩舎的にはゴールドシップとソダシがデビューしている舞台だったりする。去年はレガレイラもここからだったし。

 

6位 スパニッシュクイーンの2022

馬名:スパニッシュソング

父:ドゥラメンテ

母:スパニッシュクイーン

性別:牝馬

厩舎:栗東中内田充正

馬主:G1レーシング

生産:追分ファーム

スパニッシュソング (Spanish Song) | 競走馬データ - netkeiba

母はアメリカンオークスの勝ち馬。トライマイベスト=El Gran Senor5×4、Kingmambo≒Majestic Light3×5、Nureyev5×4の父母相似配合で配合的に面白みを感じたドゥラメンテ牝馬

ゲート試験には合格済みで、順調ならば夏の中京でデビューできるかもしれない。懸念点は自分と中内田厩舎の相性が悪いというところ。出走数の少なめの一戦必勝スタイルの人気厩舎なので、なかなか使ってもらえないということも覚悟しなければいけない。ちなみに自分が最後にこの厩舎で指名したのはダノンティンパニー。こんな風にOPまで出世する馬もいるんだなあと勉強になりました‥‥。

 

7位 ブチコの2022

馬名:エスタア

父:モーリス

母:ブチコ

性別:牡馬

厩舎:栗東須貝尚介

馬主:金子真人ホールディングス

生産:ノーザンファーム

エスタア | 競走馬データ - netkeiba

2年連続の母ブチコ。白くはない。つい最近入厩したので順調なら来月にはデビューしているかも。

小柄な全兄カルパと違い480キロ前後の馬格がある。カルパ指名しといてカルパより良さそうなその下を無視するのもなんだかなぁ‥‥と思ったので指名した。指名した馬の弟が走ってしまうのはPOGあるある。

 

8位 オリヒメの2022

馬名:リアライズオーラム

父:オルフェーヴル

母:オリヒメ

性別:牡馬

厩舎:栗東須貝尚介

馬主:今福洋介

生産:社台コーポレーション白老ファーム

リアライズオーラム (Realize Aurum) | 競走馬データ - netkeiba

オルフェーヴル×マジェスティックウォリアー×フレンチデピュティとダート色強めの血統だが、函館芝1800でのデビューが予定されている。「初戦からいい勝負になる」と須貝先生も手ごたえがあるようだ。ソダシのような活躍を期待したい。

またオルフェーヴル産駒の早期デビューもアツイ。今となっては晩成ダートのイメージが強いが、ラッキーライラックオーソリティといった芝の一線級は夏に新馬勝ちを収めている。

 

9位 オープンユアアイズの2022

馬名:アリアルブラック

父:ロゴタイプ

母:オープンユアアイズ

性別:牡馬

厩舎:美浦久保田貴士

馬主:諸江幸祐

生産:社台ファーム

アリアルブラック (Arial Black) | 競走馬データ - netkeiba

阪神JF3着ラブイイユアアイズの全弟。入厩・馬名登録済で姉同様の早期デビューが見込まれる。

ロゴタイプ産駒の活躍馬の母父を挙げてみるとサンダーガルチ(ミトノオー)、ヴィクトワールピサ(ラブリイユアアイズ)、シンボリクリスエス(ベラジオソノダラブ)、ハービンジャー(オメガギネス)と中距離の大レースの勝ち馬ばかり。現3歳世代ではこのラインナップにスクリーンヒーロー(シカゴスティング)が加わった。これを踏まえて2歳世代で一番期待できそうな馬をピックアップすると活躍馬の全弟というなんともつまらない結果に。ミトノオーやオメガギネスの活躍で見直される前の世代だから仕方がない。この馬が更にロゴタイプの評価を高めてくれることを願うばかり。

 

10位 サラフィナの2022

馬名:スピリットサージ

父:ブリックスアンドモルタル

母:サラフィナ

性別:牝馬

厩舎:栗東須貝尚介

馬主:社台レースホース

生産:社台ファーム

スピリットサージ (Spirit Surge) | 競走馬データ - netkeiba

ついにキーファーズの下から離れたサラフィナ産駒。「アドマイヤグルーヴの仔がサンデーで募集されたらドゥラメンテだった」みたいなのを期待して指名した。

1年目のブリックスアンドモルタル産駒は芝ダートを問わない活躍を見せてくれた一方で、気性の難しさで苦労している馬もけっこう見受けられた。昨年の指名馬のテラメリタがまさにそうだったわけだけど、そこは同馬をちゃんと立て直した須貝厩舎の手腕に期待したい。

 

育成1位 ステラリードの2022

馬名:エレガンシア

父:ルーラーシップ

母:ステラリード

性別:牝馬

厩舎:栗東・高柳大輔

馬主:広尾レース

生産:木村秀則

エレガンシア | 競走馬データ - netkeiba

キングエルメスの半弟でパラスアテナの全妹。仕上がりが早く、きょうだいもコンスタントに走っているPOG向きの血統。このあたりの指名は繁殖として安定感のある母の仔を狙っていた。

気性の激しさのある血統ではあるものの、今のところ落ち着いている方らしい。ルーラーシップの女の子だから競馬に使ってみるまでは分からないけれど。順調なら札幌開催でデビュー。

 

育成2位 メジロトンキニーズの2022

馬名:キトンインザスカイ

父:シスキン

母:メジロトンキニーズ

性別:牝馬

厩舎:栗東高野友和

馬主:ワタナベホールディングス

生産:レイクヴィラファーム

キトンインザスカイ (Kitten in the Sky) | 競走馬データ - netkeiba

トリオンフやクールキャットの半妹。勝ち上がり率の高い母の最期の産駒。

開幕週の京都芝1400(内周り)で見事新馬勝ちを収めた。調教では早い時計はやってなかったから心配していたけれど杞憂だった。父シスキンは種付け中のアクシデントの影響で初年度は産駒が7頭しかいない。そのうちの1頭が幸先よく勝てたのは明るいニュースだ。

 

育成3位 ブリッツフィナーレの2022

馬名:タイトル

父:ルーラーシップ

母:ブリッツフィナーレ

性別:牡馬

厩舎:不明

馬主:石川達絵

生産:下河辺牧場

タイトル | 競走馬データ - netkeiba

キセキの全弟。

POG本で紹介されてなかったし、下河辺Twitterでも「ゆっくり頑張ってます」といってるくらいだから、デビューは間違いなく遅いだろう。気長に応援したい。完全な趣味枠。