ジョイナスのカラオケBOX

アサヒ芸能で連載中の「ホソジュンのアソコだけの話」の書籍化、ドラマ化、もしくはアニメ化を願うだけのブログです。

[ジョイナス(Chimpo_Joinus)が選ぶアニメ・オールタイムベスト10]10位:けいおん!

はじめに

冬は自己顕示欲が強まるという。誰からも頼まれてもないのに、自分のベスト10を発表したくなる症例が多々見受けられる。困ったことに私もどうやらその手の病気に感染してしまったようだ。

最初に断っておきたいが、アニメ映画作品は除外している。「天気の子」の感想をこれ以上書くのがめんどくさいからだ。もしアニメ映画作品をカウントするなら「天気の子」と「千と千尋の神隠し」が9,10位あたりに入ってくるだろう。

あと、特に言及がなければ、作品はシリーズ全体を指定しているものと思ってほしい。たとえばアニメ「みなみけ」は全部で4期あるがそれぞれ全て監督が違う。制作会社も1期が童夢、2,3期がアスリード、4期がfeel.だ。それでも特に指定がなければ「みなみけ」は「みなみけ」シリーズ全体を指していると思ってほしい。

10:けいおん!(2009)

サークルに気に食わない後輩がいた。やたら理屈っぽくて、話をしてもいちいち否定から入ってくる。そして人の話は聞こうとしない。

その後輩がいない場所で「けいおん!」の話をしていたら、「アイツ、あずにゃんみたいだよな」と誰かが言った。

「アイツはあずにゃんじゃない!」

つい声をあげてしまった。周りも驚き、自分も驚いた。感情の昂りに動揺を隠せない。隠せないのは動揺だけではなかった。自分の気持ちにも気づいてしまった。俺は中野梓のことが好きだ。それから私は「律ちゃんが一番好き」と一切口にしなくなった。

中野梓といえば「ゆいあず」のカップリング。「ゆいあず」のSSを読み漁った私は、気が付けば平沢唯に鞍替えし、唯のねんどろいどを購入した。その後は「ゆいうい」のカップリングにハマって平沢憂に浮気したが、最後は唯の下に帰ってきた。部屋には平沢唯figmaが1体増えていた。

何が言いたいかというと、それぐらい「けいおん!」という作品は当時の若いヲタクたちにとって特別な作品で、家族や友人のように身近な存在だったということだ。

f:id:joinus_fantotomoni:20191209222741j:plain

こんな団扇のためにわざわざローソンで午後の紅茶を購入していたような学生だったのです。
イチオシの回:「訪問!」(2期26話)

新歓のライブに向けて部室で「ふわふわ時間」を練習する梓たちの演奏をバックに、唯たちが学校を飛び出していく描写でアニメ「けいおん!!」は幕を閉じることになる。

梓たちの「ふわふわ時間」を24話の「天使にふれたよ!」に対するアンサーとして捉えることができるだろう。「卒業は終わりじゃない」とはいえ、唯たちは桜高を去っていかなければならない。しかし「ふわふわ時間」を背に校舎内を駆け巡る唯たちの姿には、別離ですらも幸福な日常の中と一片であると思わせられるような他幸感に満ち溢れている。個人的には実際の「卒業」を描いた24話よりも印象に残る回だ。