ジョイナス最後の戦い

Join Us Last Stand

2022年12月第4週 —冬はジャズの勉強をする予定です(再び)―

今週もうさ太郎先生リスペクト*1 でブログを書く。

 

有馬記念(G1) 5走表示 | 2022年12月25日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

メジロパーマー(1992)

7.0 - 11.5 - 12.3 - 12.6 - 12.8 - 12.8 - 13.0 - 11.4 - 11.1 - 11.7 - 11.9 - 12.4 - 13.0

マヤノトップガン(1995)

7.1 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.4 - 12.9 - 13.0 - 12.3 - 12.2 - 12.2 - 12.0 - 11.2 - 12.1

ダイワスカーレット(2008)

6.9 - 11.2 - 11.9 - 11.2 - 11.9 - 13.0 - 13.2 - 12.4 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 12.7

キタサンブラック(2017)

6.8 - 11.6 - 11.9 - 12.2 - 12.3 - 13.3 - 13.2 - 12.8 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.2 - 12.3

これらはグレード制導入以降で有馬記念を逃げ切った馬のラップだ。どの馬も残り1600~1200の区間でラップを13秒前後まで落としている。この区間は1,2コーナーで、京都の3コーナーのように坂になっている。有馬記念で逃げ切るためにはここでペースを落としきらなければならない。

6.9 - 11.3 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 12.5 - 12.6 - 12.2 - 12.4 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 12.5

一方、昨年のレースラップを見ると、L1600-1200の区間のラップは12.5 - 12.6。パンサラッサのペースは1,2コーナーまではダイワスカーレットと遜色ないが、そこから13.0秒近く落とし切ることはできなかった。ついていってしまったタイトルホルダーはご愁傷様という他にない。

宝塚記念のタイトルホルダーはパンサラッサを追いかけても問題がなかったが、これは阪神2200と中山2500のコース形態の違いもあるだろう。前者には直線の急坂以外は激しい起伏は存在しない。坂のある中山の1,2コーナーでペースを落とし切れなかったことを鑑みれば、タイトルホルダーの昨年の5着は強い内容だったといえるのではないか。

今年はパンサラッサがいない。これはタイトルホルダーには追い風だ。また、タイトルホルダーのペースを乱すような存在はおそらくいないだろう。今回の先行勢に、タイトルホルダーに鈴をつける役目をわざわざ担いたい陣営はいないのではないかと思う。あえて挙げるとしたらディープボンドだが、大外枠で、なおかつ隣に先行勢のブレークアップが入ってしまった。これではタイトルホルダーに干渉しずらい。

というわけで、本命はタイトルホルダー。状況的にはかなり有利だろう。あとは横山和生の乗り方次第だが、上り勝負では持ち味が出ないことは日経賞で痛感したことだろう。春天のように長く脚を使う勝負に持ち込めばここでも勝利は濃厚だ。対抗はジェラルディーナ。エリザベス女王杯の馬体重は470キロ。デビューから30キロも増えたわけだから本格化と見るべきだろう。リスグラシュー然りサラキア然り、こういう馬は軽視できない。これまでの競馬を見ていても上り特化というよりは持続型。トップスピードの速さを求められない有馬は向くはずだ。イクイノックスは天皇賞秋はポジションを下げても豪脚でなんとかなったが、直線の短い中山では16年のサトノダイヤモンドのようにある程度ポジションをとりたいところだ。高速馬場でのロンスパ性能は現役屈指だが、今回はおそらくL12秒台の競馬になる。イクイノックスにとって未知の領域になるので、昨年のエフフォーリア*2ほど信じきれないというのが本音だ。

 

  • 今週聴いた音楽

Pithecanthropus Erectus / Charles Mingus

Mingus, Mingus, Mingus, Mingus, Mingus / Charles Mingus

A Love Supreme / John Coltrane

Heavy Weather / Weather Report

冬はジャズを勉強する予定です(再び)。

これまでジャズに入門しようとして何度も挫折しているので、今回は躓かないように戦略を考えた。今までは「名盤」を数多く聴くことにこだわりすぎていて、その結果良さが分からないままに飽きてしまっていた。今回は自分が気に入ったアルバムを繰り返し聴き、そこからジャズに慣れていこうというプランを立てている。

今週いろいろ聴いてみて気に入ったのが上記の3つ。チャールズ・ミンガスの「直立猿人」「5ミンガス」、ジョン・コルトレーンの「至上の愛」。これにウェザーリポートの「ヘヴィーウェザー」を混ぜつつこれからしばらくローテしていこうと考えている。

*1:よいな ブログにはいっさいの手出しはならんぞ・むむむ・日本の宝

*2:時計のかかる皐月賞で完勝だった