タイトルホルダー
馬名:タイトルホルダー
調教師:栗田徹
馬主:山田弘
生産者:岡田スタッド
戦歴:2-1-0-1
タイトルホルダー | 競走馬データ - netkeiba.com
弥生賞で東スポ杯、ホープフルSで屈したダノンザキッドに雪辱し、ついにその名の通り重賞のタイトルを手にすることができた。
この馬の武器は先行力。操縦性に関しても進展を見せ、道中で引っ掛かり、コーナリングの拙さも露呈したダノンザキッドとは対照的だった。
岡田スタッド
各POG本で岡田スタッド関係者に絶賛されていたので、注目していた人は多かっただろう。
自分の覚えている限りでも「重賞級の自信がある」「カツジの時と同様の手応え」「坂路の山の上まで登っていったのはスマートファルコンとマツリダゴッホとこの馬だけ」という尋常ではない期待の大きさが伺えた。
岡田スタッドが吹いていた馬といえば、マキオ様に「生まれた時から違いました」と言わしめたザスリーサーティを思い出す。ザスリーサーティも順調だったらデアリングタクトとまではいかなくても、タイトルホルダーくらいは活躍しただろうか。
ドゥラメンテ
フレッシュサイアーリーディングを大逆転で制したドゥラメンテだったが、産駒の初重賞制覇はモーリスから2か月遅れることとなった。
今のところ超大物は出ていないが、現在11頭のOP馬を輩出している。これは3歳世代ではディープインパクトに次ぐ数字だから大したものである。
ちなみにOP馬11頭のうち9頭の母にはサンデーサイレンスのクロスがない。
ドゥラメンテの現役最後の行進 パカパカ歩き 2016宝塚記念パドック
現役時代のドゥラメンテはパドックで前肢を前に突き上げるような歩様を見せていた。並外れたしなやかさを持っていたドゥラメンテの仔には、サンデーサイレンスのクロスは必要ないのかもしれない。