ジョイナス最後の戦い

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7位:ビートマッチの19

馬名:ミント

父:エピファネイア

母:ビートマッチ

性別:牝

厩舎:栗東友道康夫

馬主:石川達絵

生産:ノーザンファーム

ミント | 競走馬データ - netkeiba.com

2020年のセレクトセール1歳セッションで石川達絵オーナーに6600万円で落札された。

石川オーナーが友道康夫厩舎に馬を預けるのはこのミントが初めて。友道厩舎の現2歳世代のラインナップには石川オーナーのみならず、「サトノ」の里見治オーナーのサトノヘリオス、「バローズ」の猪熊広次オーナーのプレストバローズといった今まで友道厩舎とは預託契約のなかった有名オーナーの所有馬が見受けられる。これは友道厩舎と蜜月な関係にあった近藤利一オーナーの逝去に影響されるものだろう。

友道厩舎とサトノ・バローズとの接近はお試し的な意味合いもあるだろうが、近藤オーナー亡き後の厩舎運営を考えると力を入れたいところだろう。ならば酷い馬ではないはず‥‥というのが指名の理由の1つになる。

ミントの血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com

これだけならサトノヘリオスやプレストバローズでもよかったわけだが、その中から石川オーナーのミントを選んだのは、ミントの配合が気に入ったからだ。

母ビートマッチはKingmamboジェイドロバリー3×3のニアリークロス持ち。Kingmamboジェイドロバリーレッツゴードンキメイショウマンボで一躍有名になったニアリークロスだ。

重厚な血統のエピファネイア産駒が早い時期から活躍するには短距離・マイラー血統の力が必要で、デアリングタクトの母系にはDanzig、エフフォーリアはコロネーションS勝ちのKatiesがあった。これに比類する仕掛けとして、ミントの名マイラーKingmamboの血を活かしたクロスに注目した。