ジョイナス最後の戦い

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2021年12月第3週 —缶ジュースのような栄光—

今週もうさ太郎先生*1リスペクトでブログを書く。

 

今週も鬼頭明里さん出演アニメ『安達としまむら』を見た。視聴したのは7話「私に相応しいチョコを決めてください」、8話「過去を紡ぐ茨 オールドローズ」、9話「そして聖母を抱擁する愛 マリーゴールド*2。原作3巻の内容で、本作における負けヒロイン・樽見が登場する。

私は負けヒロインに対して多かれ少なかれ憐憫の念を抱くが、この樽見に対しては哀れみをあまり感じない。彼女の空回りで必死なアプローチを見ても、報われてほしかったとも特に思わない。

本作のヒロイン・安達はしまむらと一度疎遠になりかけるも、自分の殻を破りしまむらとの関係性を繋ぎとめる。一方、樽見しまむらと一度疎遠になってしまった。その後、しまむらは中学でとげとげしい性格に変わり、やがて気楽で軽薄なコミュニケーションを志向する今のしまむらに落ち着く。要は、樽見とはしまむらが揺れ動いた時期に側にいてくれなかった女なのだ。

だから樽見の失恋に哀れみを感じない。むしろ彼女を泣かせてしまったしまむらに同情するし、人付き合いの中でこじらせた彼女がある意味正しかったということを痛感する。10巻の感想はこんな感じですね。

 

フィッシュマンズ / 宇宙 日本 世田谷

大学のときよく聴いたシリーズ。

特に好きな曲が4曲目の「IN THE FLIGHT」。「ドアの外で思ったんだ/あと10年たったらなんでもできそうな気がするって/でもやっぱりそんなのウソさ/やっぱり何も出来ないよ/僕はいつまでも何も出来ないだろう」という歌詞が突き刺さる。

The Chemical Brothers / Come With Us

ケミカルブラザーズで一番好きなアルバム。「Star Guitar」はジョジョのEDに起用されないかなとか思ってましたね。

ストーンオーシャンの続きはまだ見ていない‥‥鬼頭明里さんが出演していないとモチベーションが湧かない。

鬼頭明里 / STYLE

ここ数週間ほぼ毎日鬼頭明里さんの「STYLE」を聴いている。冗談抜きに「人生で聴いたアルバムBEST10」に喰い込んでしまったんじゃないだろうか。

ここ最近のヘビロテ曲は「Always Going My Way」。鬼頭明里さんが「カモーン」と言うだけで脳が痺れてしまう。

 

  • ホームベーカリーを購入した

パナソニック製のホームベーカリーを購入した。正確に言えば先週の話だが、先週のブログに書くのを忘れてしまった。

率直な感想を言うと、いろいろと味気なかった。味気ないほどお手軽だった。

強力粉や水、イースト等の材料を投入して、4時間待てばパンが焼ける。説明書通りにタスクをこなし、競馬を見たり鬼頭明里さんの曲を聴きながら4時間待った。その間ホームベーカリーは生地を捏ね、発酵させ、一斤のパンを焼き上げた。

焼きあがったパンを見ても特に感動はない。範馬勇次郎が「自販機で缶ジュースを入手するように手にした栄光に達成感はない」と言っていたが、だいたい似たような気持ちだった。ホームベーカリーを購入し、材料を用意したのは私なのに、何だか他人事のように思えてしまった。それぐらいお手軽にパンが焼きあがった。

強力粉が尽きるとき、きっとホームベーカリーは棚の奥に仕舞われるだろう。もちろん仕舞うのは私自身だが、そのことすらも他人事のように思えた。

 

今週の大黒摩季

「『インターネットの人たちってさ‥‥SOUL'd OUTの話しとけば笑ってくれるじゃん?チョロいよな?』‥‥そんなことを考える自分に嫌になるよ‥‥どうすればいい?」

「いい加減やめたほうがいいぜ Pay for money くだらねぇこと」

「分かってんだろ? PEACE」

ありがとうDiggy-Mo'。ありがとうBro-Hi。時の狭間で今お前を待つ。

*1:ブログの救世主・保存の達人・日本の宝

*2:タイトルの元ネタは「FF:U」らしい。「お前に相応しいソイルは決まった!」って奴ですね‥‥アラサーは知っている。