今週はうさ太郎先生リスペクトでブログを書く*1。
菊花賞(G1) 5走表示 | 2022年10月23日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
今のところ本命はボルドグフーシュの予定。神戸新聞杯は内目を上手く回った馬のワンツーだった中、唯一外を回しての3着だった。最後まで末脚は伸び続けていたので、距離延長はプラス。位置取りはいつも後方になってしまうが、距離が伸びる分相対的にいつもよりいい位置取りがとれるのではないか。ゴールドアクター同様にDanzig×Alydarのニックスを持つスクリーンヒーロー産駒で、しかも鞍上は吉田隼人だという点も狙いたくなる要素である。
悩ましいのがガイアフォース。1000m58秒で駆ける逃げ馬を追い、1:56.8のレコードで完勝するこの馬のスピードは阪神3000で活きるのだろうか？しかしながら今年の天皇賞馬が、宝塚記念をハイラップで追走し、他馬をねじ伏せたことは忘れてはいけない。上り特化のレースでは良さを出し切れないのもタイトルホルダーと被る。ガイアフォースも強くて速い超G1級の馬である可能性は否めない。とはいえ国東特別で見せた走りは、母父クロフネ由来の追走力、スピードの持続性を感じさせるものである。そうなると、クロフネが表現されている分キタサンブラックにはあった燃費の良さはスポイルされているのでは‥‥と疑ってしまう。
ジャスティンパレスは上手に競馬できれば世代でも上位であることを神戸新聞杯で示した。春先の低調はミルコの騎乗のせいと言ってもいい。ところが今回は運悪く8枠に入り、前走のような好位抜け出しは期待しづらい。おそらく差しに回ることになるだろう。牝系を考えると距離は合いそうだが、外を回して伸びを欠いた春の2戦を考えると神戸新聞杯の勝ちっぷりは額面通りに捉えない方がいいだろう。一気にギアを上げるミルコのやり方が合わないだけ、という可能性はあるが、あの失速を見ると血統の割にはステイヤーっぽくない印象を受ける。
また予想とは全く関係ないが、キタサンブラックは現役時代何かと競馬ファンから何かとケチを付けられる馬だった。菊花賞前は「母父バクシンオーでは3000は勝てない」と言われ、「血統は信じられない」*2と騒がれていたことを今でも覚えている。そのキタサンブラックの子供に対して、今自分は「母父がクロフネだから‥‥」とケチを付けようとしている。そのことに気付いた瞬間、何とも言えない感慨が胸に押し寄せてきた。この感慨を美しい思い出として完結させるには、このままガイアフォースの軽視を貫いた方がいいと感じる。こうしたくだらない"ロマン"を予想に落とし込むかどうか、当日まで悩み続けるのだろう。
- 今週聴いた音楽
What's Going On / Marvin Gaye
Songs In The Key Of The Life / Stevie Wonder
Back Stabbers / The O'Jays
R＆B、ソウル、ファンクといった黒人音楽を聴きたいという熱が高まっている。この辺の音楽に今さらながらに興味を抱いたきっかけは、自分の中で密かにヘビロテしているさよならポニーテールであったりアメリカ期のデヴィッド・ボウイの影響が大きい。マーヴィン・ゲイの「What's Going On」から聴き始めて、Aplle Musicの推奨するがままに聴いている。とはいっても全く知らないアーティストにいきなり手を付ける気にはなれず、スティービー・ワンダーや「ジョジョの奇妙な冒険」で知ったオージェイズ*3といった既知のものから手を付けることにした。これまで聴いてきたものはUKロックが中心で、黒人音楽に関してはほとんど手つかずの状態だった。さながらDIOの「世界」に入門してきた承太郎のような気持ちである。あるいは新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のような気分というべきか。
それはそれとして、ジョジョのセリフを文中に捻じ込もうとするのは恥ずかしい。30過ぎて10歳以上年下のアイドルや女性声優を追っかけるのとはまた違うキツさがある。ジョジョのセリフを会話中に盛り込もうとするオタク友人が自分にも何人かいたが、彼らの痴態を嫌な顔ひとつせずに受け入れていた自分が信じられない。きっと羞恥心を破壊するスタンド攻撃を受けていたのだろう。
- 鬼頭明里さん
ニューアルバムがついに先週リリースされた(もちろん聴いたが先週は忙しくてブログで言及できなかった)。
そして鬼頭明里さんが28歳の誕生日を迎えた。推しの女性声優がアラサーになると少し救われた気になる。きっと「若さを搾取しているわけではない」と自分に言い訳できるからだろう。
