ジョイナス最後の戦い

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マツリダゴッホ産駒の配合研究

五月七日くみんブログはアニメの感想・考察をメインコンテンツに掲げている。
しかし、今期は考察したい、熱く感想を書きとめたいと思えるアニメがない。
「どうすりゃいいんだ…」ちんぽジョイナスは悔し涙を流し続けた。

流れた涙は蒸発し、上昇気流に乗って空へ到達。雲となり、水滴はマツリダゴッホのいる新ひだか町レックススタッドへと降り注いだ。
マツリダゴッホ産駒の配合を考察してみようと思った一瞬だった。

 


当ブログの管理人ちんぽジョイナスは競馬の血統に興味を持っている。
ステマ配合とかディープ×嵐猫とか、血統○ーム止まりの血統の知識ではなくもう少し踏み込んだ配合の世界に踏み込んでみたいと、血統を研究している方々のブログを読みつついろいろ考え方を仕入れていった。半年ほどかけて覚えた成果をマツリダゴッホを通じて出していこうと思う。

ということでマツリダゴッホ産駒の配合のポイントになってると思われる点を考察。

①Bold Bidderのナスキロ
母父父Bold BidderのもつNasrullahPrincequilloのニックス(通称ナスキロ)をミルリーフやシアトルスルー等の他のナスキロ血統で刺激しようという魂胆。芝向きの柔らかさを補強。
アルマワイオリ、ウインマーレライ、クールホタルビの産駒の重賞級は当然のようにこれに該当。アルマワイオリはBold LadMill Reef、Sir Gayloadの三つ、クールホタルビはRiverManSeattle Slewの二つのナスキロ血統を持っている。

②Blue Larkspur×La Troienne
3代母父のNeverbendの母母 Be Faithfulを弄ろうという路線。 Be FaithfulはBuckPasserの母母BusinesslikeとBlue Larkspur×La Troienneと共通するので、Buckpasserをもってくることでパワーの補強になる。
(Be FaithfulBusinesslikeの血統表)
ピルサドスキーヘクタープロテクターマイネルラヴBuckpasserに加えてNeverbend自身も持っているので、これらの血を母方に持ってくるとより強いパワー補強効果が期待できる。アルマワイオリ、クールホタルビ、新馬の時にちょっと騒がれてた(気がする)マイネルギャルソンがそれぞれの例。

③Flower Bowlのハイインロー×Mahmoud
マツリダゴッホの母父の母父であるGraustarkの母Flower Bowlは某血統評論家の用語で言うハイインローことHyperionとSon-in-Lawのニックスに、Mahmoudを加えた配合。これと似た血を持ってくることで底力を補強。
現時点での最強代表産駒アルマワイオリはPetingoとソシアルバターフライというFlower Bowlにニアリーな血統を二つ有している。Flower Bowl≒Petingo≒ソシアルバターフライ6×5・5のクロスが他の産駒との器の違いになっているのではないかと推測。
(Flower BowlPetingoソシアルバターフライの血統表)

④こんな種牡馬と相性がいいのでは?
Danzig
マツリダゴッホ産駒の二大巨頭アルマワイオリとウインマーレライ、そして最近の新馬戦で派手に勝ったロードクエストはDanzigという共通点がある。
Danzigの母父父Crafty Admiralがマツリダゴッホアファームドを通じてクロスされることでパワーの強調になり、2代母の父Petitionが③で触れたFlower Bowlとニアリー(Son-in-Law、Gainsborough、Polymelus、Traceryが共通)なので底力の補強となる。

ヘクタープロテクター
ヘクタープロテクターRivermanで①、Buckpasserで②、そしてSwapsで③(ただしMahmoudなしのハイインロー)を同時に押さえられる。マツリダゴッホ×ヘクタープロテクターは8頭中3頭が勝ち上がり。こう書くと余りたいしたことはなさそう…しかし3頭のうち1頭はファンタジーS勝ちのクールホタルビ。勝てなかった5頭のうちの1頭のマイネルサグラは先週の新馬戦で一番いい末脚を使っての2着。勝つのは時間の問題だろう。

※おまけ  ロードクエストの配合

出遅れながらもすごい脚で勝ったロードクエスト。単勝21.2倍の配当で単複馬券を買っていたちんぽジョイナスを絶頂へと導いた。
①はSecretariat、②は4代母の父父Choesの母Belle of Troy(血統表)、母父チーフベアーハートは④Danzigの直系。ツボは押さえている。
そこに加えてチーフベアハートのGold Digger、リアルシャダイのRobertを通じて母方にNashuaの6×6のクロス。ウインマーレライの母方のNashua≒ナディア5×5のクロスに通じる。パワーがいい具合に補強できているのが現時点での完成度の高さにつながっているのだろう。
惜しむらくは③のハイインロー×Mahmoud的な血がないことで、アルマワイオリの美点がFlower Bowl≒Petingo≒ソシアルバターフライ6×5・5と主張した手前、そこは大きく割り引かなければいけないかなあ・・・という。